歎息

ドイツの現代音楽作曲家、シュトックハウゼン氏が死去


まずはご冥福をお祈り申し上げます。

……月並みな表現で恐縮なんですけれども、

これでまた音楽史のページが厚くなるわけで。

オシレータ&磁気テープという媒体から「編集」という手法を

音楽作成の一工程へとシフトさせたという偉業において、

カールハインツ・シュトックハウゼンなる音楽家

テルミンモーグと同等かそれ以上の存在だったはずです。

筆者は彼の作品を一枚しか所有していないのですが

そのパラノイアックとさえ言及できる緻密さに

「求道」にも似たものを覚えたことを思い出しました。

……なんだか自分の語彙があまりにも情けないので

このへんで終わりにします。