2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 「はるかなる故郷」の巻

映画「耳をすませば」は、わたしが唯一DVDで所持しているスタジオジブリの作品である。この映画はOlivia Newton Johnの「Take me home,Country road」が本題ではなくとも通奏低音、またオープニングテーマとして用いられていて、本名陽子さん(劇中では主人…

 「ロックンロール細見」の巻

そもそもロックンロールとは「Rock and Roll」と綴り、縦揺れと横揺れという意味らしい。アメリカのラジオDJが造った言葉だそうだ。Led Zeppelinにそのままの曲名があるが、これを聴く限りでもロックンロールはいわゆる「ロック」とは一線を画す存在であると…

 「以心電信」の巻

MPC1000というシーケンサ内蔵サンプラーを使い始めて丸一年になる。他にもシンセサイザーが二台あるのだが専らMPCで音楽を作っている。おそらく機能全体の二割しか使いこなせていないだろうが、触っているだけで楽しい。MPCシリーズと呼ばれるこのサンプラー…

 「表現とは何の謂ぞ」の巻

「この映画が好き」ということはあるけれども「この人の関わっている映画が好き」ということはほとんどない。それは主演であれ、監督であれ。わたしは栗山千明さんが好きなのであって「Kill Bill vol.1」のDVDを観るのであり、監督がロバート・ゼメキスだか…

 恋愛観バトン

♥Q1:恋人に浮気されたらどーする?許せる? 余裕で許せる。同時に自責の念にかられる。 ♥Q2:素直な人ってかわいいよね? 素直かどうかが読めない人間なので。 多少ひねくれていたほうが人間くさくてかわいいかも。 ♥Q3:年上、年下どのくらいの範囲までオッケ…

 「ism」の巻

田山花袋「露骨なる描写」を読む。硯友社の総帥、紅葉没後に発表されたこの論は紅葉、露伴、逍遥、鴎外全盛の時代にあった「文体主義」とも言うべきムーヴメントを「白粉沢山」、つまり粉飾に感けて中身を失う虞があると真っ向から否定し、内容の直接的描写…

 「腕前」の巻

深夜、「RYUICHI SAKAMOTO PLAYING THE PIANO/05」を観た。坂本龍一こと教授のソロ・ライヴであり、シンセやKaoss Pad、CDJといったディジタル機器ではなくアコースティック・ピアノフォルテのみで行うという、彼にしてみれば胎内回帰的なライヴである。最も…

 本バトン

■持っている本の数 50〜60冊くらいか?ほとんどは図書館で借りて読む。 ちなみにこの中に漫画や雑誌、同人誌は含まれていない。 ■今、読みかけの本OR読もうと思っている本 今読んだら確実に試験に響くので読みかけの本はない。 読もうと思っている本は 絲山…

 「ウワサの伴奏」の巻

なぜか今さらになって映画「ハリー・ポッターと賢者の石」を見た。地上波で放映されたときでさえ観なかったのに、何となくDVDを借りてしまったのだ。「ロード・オブ・ザ・リング」よりも基礎知識は必要ない(というより『ロード〜』が必要すぎるのだが、それ…