2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧
今回もいつもながらの自分の好きなものに対する理論武装であり、言い換えれば世間一般の学術論文とベクトル的にはほぼ同じものを書く。「ヤンデレ」がわからない方は検索でもかけていただきたい。というのもまだ発展途上的存在なので明確な指針が立っていな…
道満晴明の短編集『性本能と水爆戦』はわたしの持っている漫画の中でもかなり好きなほうで何回も読み返したり適当にページを開いたりしている。ここでも過去に話題にしたかもしれないが。その中から「PHANTOM PAIN」を話題にしたい。題名にとられているのは…
卒論に載せるか否か迷っている題材がある。今回の論文においては別にそれほど必要ではないけれどもほぼ確実に核へ迫っている素材だ。が、現時点で未完であり、しかもテレビ番組という性質上「参考資料一覧」におけるうまい表記が思い当たらないので懸念して…
ラーメンズの代表作といえばおそらく『日本語学校』シリーズだろう。おそらくラーメンズを知っていればほぼ確実に名前程度は覚えているはずで、内容もある程度わかっていることと思われるので構造については敢えて言及しない。わたしの知る限りではスペイン…
作品はとにかく作者の一部である。逆を言えば、その作品と彼そのものをしてひとつの形を為す。ということは、何かを作る人は彼自身に足りない決定的な何かの存在を知っており、その補完を追求するべく作品を残そうとする。片桐仁とは小林賢太郎にとってその…
以前、小林賢太郎に関してちょっと書いたので今回は相方である片桐仁について。公式には彼は「俳優」という役割を与えられており脚本や構成の一切は小林が手掛けている、ということになっているが何しろ小林は平気でオーディエンスに嘘をつく人間なので定か…
興奮が収まってきたので書くことにする。先週の金曜に放映されたNHK総合「プレミアム10」の感想。Human Audio Sponge(以下HAS)が横浜・国立大ホールで行なったライヴを中心に構成された一時間番組である。まさか高田漣がいるとは思わなかったが、やはりこ…
卒論のテーマは自我の削減、ということでヒップホップを聴いている。サンプリング(あるいはブレイクビーツ)を中心とした再構築によるこのジャンルは他人の作品を借りて成される。ゆえに削減性が高いと踏んでいるわけだ。が、何しろ金がないので家にあるも…
「リー・アーメイ's ブートキャンプ」だったら10万本は上乗せできるはずだ。