桃の節句ですか
というわけで銀座カクテルの白桃を飲んでみたり。贅沢ぅ!
時事ネタはこのへんにして今月のお薦めいきまーす。
1.Blue Monday / New Order
だって定位置だもん。
2.roundabout / 加賀美セイラ
異様な人気を博しているアニメ『のらみみ』のエンディングテーマ。筆者は白石稔めあてで見始めたんですがフタを開けてみると予想以上に面白い作品でした。そういうのを一切抜きにしてもいい曲なんですけどね。そうそう、『全力ウサギ』のOP&EDも早いとこ販売してほしいものです。
3.メッセージ・ソング / Pizzicato Five
ピチカート・ファイヴの最高傑作のひとつ。ギターの唸るロックンロールなんですけどそこを「ポップ」の方向へ中和させる野宮真貴の偉大さといいましょうか。声って楽器なんだなあとわかったような台詞が口をついて出ます(笑)
4.トゥイギー・トゥイギー / Pizzicato Five
5.トゥイギー対ジェームズ・ポンド / Pizzicato Five
この二曲はメドレーです。これも文句のない傑作でしょうね。作った本人である小西康陽氏自身もお気に入りだそうで。ちなみに筆者はこれと先ほどの「メッセージ・ソング」に「東京は夜の七時」を『ピチカート御三家』と勝手に呼んでます。ちなみに「東京は〜」はアルバム『オーヴァードーズ』収録のヴァージョンがベスト。
6.EVERYDAY AT THE BUS STOP / Tommy February6
筆者がヴォーカル入りの四つ打ちハウスをやるとしたら、これが理想形です。最初に聴いたとき「こんなの日本で売れるのか?」とか思ったんですが普通に売れてましたね。
7.モノノケダンス / 電気グルーヴ
アニメ『墓場鬼太郎』のOP……っていうか電気のここ二、三年の仕事量が凄いんですが(笑) WIREやってライジングサンやってスチャダラを組んでサマソニ出てフジロック出て映画の主題歌やって……アルバムも控えてるんでしたっけ?
8.Misread of The 36 Chambers / Drive Tribe Orchestra
自作です。アンビエントというかダブというか……あと、すっげえ有名な曲をサンプリングしてます。「あれじゃね?」とか思った方はコメントなりでどうぞ。
9.That Day / Natalie Imbruglia
五年くらい前の曲ですかね。たぶん八分の六拍子……なんですけど間奏とかラストはすんごい複雑。オーストラリアの方なんですが、こんなのよく作れるなあと思います。
10.Balèze / Benoît Widemann
プログレッシヴ・ロックバンドのMAGMAの鍵盤奏者によるソロ一作目の一曲目(長っ!)です。もう何拍子だかわかりません(笑) このつんのめり具合がいいんですよねー。
11.Poor People Must Work (Carl Craig Remix) / Rhythm & Sound
ダブを掘りまくってるうちに見つけたもの。もともとレゲエ系ダブだったんですがデトロイトテクノの雄、カール・クレイグがリミックスしてます。硬派なテクノではあるんですが全体的な雰囲気はやはりダブ、てところが流石です。そういや浜崎あゆみのリミックスもやるそうですが……レンタルでいいっすかね(笑)
12.猫町音頭 / 向井秀徳+PANICSMILE+菊地成孔
ポリリズムですかねー。ちなみに菊地成孔氏は鍵盤です。歌詞はNumber Girl(ていうか結成前のデモテープの時点で出来てたんですが)の「Num-Ami-Dabutz」です。
13.Memory Of The Future feat. Shing02 Album Mix / DJ NOZAWA
映画『となりのトトロ』の挿入曲「風のとおり道」を大々的にサンプリングした曲です。Shing02はラップというより朗読(ポエトリーリーディング)って感じですかね。
14.Akatombo / isan
ヨーロッパの電子音響系レーベル「Morr」の出世頭、ISANによる日本の唱歌「赤とんぼ」のカヴァーです。日本語で歌われています。数年前にエルンスト・ヘフリガーというテノール歌手もカヴァーしてたんですがドイツ語に直して歌ってたんです。たとえ翻訳であっても母国語で歌わないとダメだなーと思いました。いやISANのもいい曲なんですけど。
15.春のからっ風 / 泉谷しげる
こういう曲が書ける人が生きてるうちは邦楽界もまだまだ大丈夫だと思うんですがどうでしょうか。
以上です。