00年代のキバヤシと呼んでくれたまえ

mixiキーワードランキングの「レッドカーペット」て何じゃい、

と思ってたら二時間半にも及ぶお笑い番組の名前でした。

正しくは「爆笑レッドカーペット」というそうで、

芸人さん一ユニットあたり一分間だけ演じるらしいです。

なんだか消費主義社会の片鱗がここまで来たかー。

もう世も末ですなーとか考えながらラテ欄を見てたら

その番組の枠にこんな文句を見つけました。


「ライラライ&ナイツ 緊急合体で貴族乾杯」




番組の内容を伝えるというよりむしろ何かの暗号です。

清々しいほど意味がわからないのでちょっと解読してみます。

「ライラライ」といえばアリスかチョンボ電子楽団以外にありえません。

たぶん前者でしょう。ナイツは間違いなくセガの紫色のヤツです。

「緊急」の部分は微妙ですが「合体」とくればもう

アクエリオンか『釣りバカ日誌』と相場は決まっています。

ここはTVCFでお茶の間をいろいろな意味で賑わせたアクエリオンで。

「貴族」……これはもう全会一致でオスカルとアンドレですね。

というわけで上の暗号から、番組の一部はこんな感じだったと推測されます。



 いきなり『冬の稲妻』を歌いながらアリス登場。思わぬスペシャルゲストに現場がどよめきます。一緒に出てきたナイツ(着ぐるみ)に「あれ誰?」な空気も生まれますが、スマブラXへの出場を逃した悔しさを全身で表現。一旦曲が終わると全体が暗転、チンペイにスポットライトが当たります。然る後『創聖のアクエリオン』を大熱唱。想定外に次ぐ想定外を締めくくるのはアリスの歌をBGMに赤い絨毯(番組タイトルはここから来てるのでしょう)の上をゆっくりと歩くオスカルとアンドレです。この無駄に豪華な展開に視聴率は鰻上りだわ観た奴はブログやmixiに速攻で書くわそのときの模様がYouTubeニコニコ動画に貼られるわ特にニコ動では「この紫のやつ何?」「←ゆとり氏ね」のコメントが吹き荒れるわの大騒動が巻き起こります。一方制作サイドでは予算の関係上、これを超えるレベルのものは無理だと見切りをつけ、番組はこれ以降作られなくなりまたもやテレビ業界の黒歴史に新たな一ページが加わることとなったのでした。




観たかったなぁ〜。